「大人になってからの、絵の時間。」アトリエMONO5月22日読了時間: 1分「絵は好きで、描くのは興味があるけれど、苦手で……」そう言いながら、少し恥ずかしそうに仰られる方が、アトリエMONOには過去にいらっしゃいました。中には幼少期「先生に描いた絵を"下手だね”と言われてから、描くのが怖くなった」とお話しくださった方も。長い時間をかけて根づいてしまった“自信のなさ”は、大人になってもふとした瞬間に顔を出します。でも、わたしたちは知っています。「描いてみたい」と思ったその気持ちは、誰の中にもずっとあって、それこそが表現のいちばんの入り口なのだと。アトリエMONOでは、そんな気持ちを何よりも大切にしています。線の引き方、色の選び方、モチーフの捉え方。一つひとつを、その人のペースで、ていねいに、一緒に深めていきます。誰かと比べる必要はありません。「上手くなること」よりも、「絵を描くことを楽しむこと」が、まずは何より大事だから。そのうちに、自分でも驚くくらい、目が育ち、手が育ち、気づけば“描けるようになっていた”という変化が、少しずつ訪れます。大人だからこそ味わえる、静かで豊かな「絵の時間」。その最初の一歩を、どうか、怖がらずに踏み出してみてください。